一覧

  • 2013年06月30日

    グルーミングの必要性とこつ。②(毛玉処理について)

    昨日のブログではグルーミングの必要性についてお話ししました。本日は「こつ」についてです。 ☆このブログでの「グルーミング」は毛のコンディションを整えることをメインに書いています。 犬種が異なれば毛質や換毛の時期・回数も異なります。従って換毛期が無い犬種(シングルコートと言います。)は殆ど毛が抜けませ…
  • 2013年06月29日

    グルーミングの必要性とこつ。①(毛玉処理について)

    普段のお手入れが非常に大切と考えさせられた例です。 このワンちゃんは、皮膚疾患の事を考え、シャンプーを定期的にされていたようです。 これはすごく良いことだと思います。ただ、その後のケアが少し足りませんでした。 タオルドライ後に「コーム」(くしのことです)で毛をとかさなかったために毛玉が出来てしまいま…
  • 2013年06月24日

    犬の副腎皮質機能亢進症とは③診断治療編 (クッシング症候群)

    犬の副腎皮質機能亢進症編も第三回になりました。今回は診断・治療編です。 前回のブログはこちら 「犬の副腎皮質機能亢進症とは②病態・原因編」 犬の副腎皮質機能亢進症の診断と治療についての詳細を説明します。 <診断> 大きく分けると三つの方法あります。それぞれを組み合わせて行うことが多いです。 ① 超音…
  • 2013年06月23日

    犬の副腎皮質機能亢進症とは②病態・原因編 (クッシング症候群)

    前回「犬の副腎機能亢進症とは①」の続きです。 もう少し詳しく。でも分かりやすくを心がけて書きます。 <病態・原因> 副腎という腎臓のそばにあるホルモンの工場から、「グルココルチロイド」というステロイドの一種が沢山出てしまう。 グルココルチロイドの過剰は時に、「免疫力の低下」「筋肉が薄くなる」「多飲多…
  • 2013年06月20日

    犬の副腎皮質機能亢進症とは① (クッシング症候群)

    立て続けに副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)のワンちゃんを診断しました。 不思議なこともある物です。 さて、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)とは・・・・この病気を簡単に説明するならば、 「グルココルチロイドの過剰な状態により、様々な症状が発現する病気」です。 グルココルチロイドとはステロイ…
  • 2013年06月18日

    世界獣医皮膚科会議⑥ こぼれ話編④

    世界獣医皮膚科会議、こぼれ話編総括です。(とはいっても個人的な感想です。) やはり、最新の知見やデータを生で感じることが出来たのはすごく大きかった。 普段、僕が考えも付かない事、僕を通過していた事に触れてみる。これは非常に大きな刺激になりました。 でも、それは皮膚病だけではなくて、他の疾病に関しても…
  • 2013年06月17日

    世界獣医皮膚科会議⑤ こぼれ話編③

    前回の続きである、世界獣医皮膚科会議に参加してびっくりしたことを・・・。 学会最終日は学会会場とは別の場所でパーティーが行われます。 いわば、閉会式です。それがまたびっくり!何故って? ① 規模が大きすぎます。 写真見てください。会場が広すぎて大変なことになってます。 そして好きな場所に座り、酒盛り…
  • 2013年06月15日

    世界獣医皮膚科会議④ こぼれ話編②

    お久しぶりです。 っていっても2.3日ですが。ブログアップ出来なくてすみません。今日からまた書き連ねていきます。 前回の予告通り、学会のこぼれ話を記していきます。 世界獣医皮膚科学会に参加して驚いた事が幾つかあります。 ① 「ある会場では日本人向けに日本語同時通訳してもらえる。」 殆どが英語・フラン…
  • 2013年06月11日

    犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)について③

    まだ続いているこのシリーズ。orz 前のブログ「犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)について②」の訳の続きです。 原文はこちら「FDA APPROVES APOQEL(R) (OCLACITINIB TABLET) TO CONTROL ITCH AND INFLA…
  • 2013年06月09日

    犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)について②

    前のブログ「犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)について①」の訳の続きです。 原文はこちら「FDA APPROVES APOQEL(R) (OCLACITINIB TABLET) TO CONTROL ITCH AND INFLAMMATION IN ALLERGI…
  • 2013年06月08日

    フィラリア予防していたのに陽性だった例。

    当院でフィラリア予防されていた方ではありませんが、今年の投薬前のフィラリア予防にて陽性の結果が出たケース出てしまいました 昨年はフィラリア予防のお薬を服用していたとのことですが、残念です。 原因としては・・・ ① 薬の投薬を忘れていた。 ② 12月までの投薬期間を遵守しなかった。 ③ 消化器症状があ…
  • 2013年06月03日

    犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)について①

    以前にブログで取り上げました、「世界獣医皮膚科会議①犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)」 このブログでご紹介した参考HP先の文章を訳しましたので参考にして下さい。 (間違っていたらすみません。) 非常に文章が長いので、何回かに分けます。 以下リンク先の文章の訳です…