ペット用中国産ジャーキーが危なすぎる!(アメリカのお話)①

2013年10月25日

非常にショッキングな記事を紹介します。

FDA(アメリカ食品医薬品局)は犬・猫用のおやつジャーキーを食べた後に病気になり、悪い場合には死亡する例があることを発表した。

2007年以降に約3600頭が何らかの病気を罹患し、そのなかの約580頭の死亡が確認された。

詳しい原因の特定までは出来ていないが、食べていたジャーキーのほとんどが中国産の原材料を使用していた。

Bernadette Dunham 所長は「我々が遭遇した流行性疾患の中でもっともつかみどころの無い謎めいた病気の一つだ。」と述べている。

ペットのおやつとしてのジャーキーはニワトリ・カモ・さつまいも・ドライフルーツ等で出来ている。

しかし、アメリカの法律では、製造業者は原材料の原産地の明示は義務づけられていないもよう。

症状としては・・・

元気消失・嘔吐・下痢(血液や粘液が混ざること有り)

重症になると腎不全や消化管出血をもたらすこともあるようです。

その他の症状もあるようです。

調べていくと非常に怖いですね。一刻も早く原因が判明すると良いと思います。

次回はその辺りの背景についてまとめてみます。いろいろとあるようです。

<参考HP>

FDA(アメリカ食品医薬品局)

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm371413.htm

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

FDAのHPです。

FDAのHPです。