当院の泌尿器科について

泌尿器科は腎臓や膀胱などの疾患に対応する科目です。 泌尿器の疾患は頻尿・血尿・尿が出ないなど目に見えるものから、元気、食欲の変化の原因が泌尿器疾患だった等様々な症状が出ます。 こういった疾患に対して、外科と内科の両面から治療を行える体制を整えております。

泌尿器科の診断・検査代表的な症例

膀胱炎
尿石症
腎臓病
子宮蓄膿症 

よくある症例と原因について

膀胱炎

原因と症状

膀胱の粘膜に炎症が起こる病気です。炎症の原因として、細菌感染や膀胱結石、外傷や膀胱内にできものが発生する事(膀胱腫瘍)などがあげられます。 症状は炎症による残尿感から頻繁にトイレに行く、いつもより排尿に時間がかかる、排尿するときに鳴く(排尿痛)、赤く色の付いた尿(血尿)が出る事などが一般的です。

多い犬種

ミニチュア・シュナウザー
ウェルシュ・コーギー
ダルメシアン など

猫もなりやすいです。特に水を飲まなくなる秋から冬にかけて発症が多く見られます

治療法

膀胱炎では細菌感染による発症が一般的な為、治療として抗生剤の投与を行います。痛みや残尿感を和らげてあげるために抗炎症剤を同時投与することが一般的です。単純な膀胱炎であれば、1~2週間程度で治療できるでしょう。尿の状態を安定化させ、膀胱炎の治療を促すためにサプリメントや療法食が必要になることもあります。 一時的に症状が治まった場合でも少量の細菌が残っている可能性があり、再発することも多いためある程度継続した投薬や療法食による食事管理は予防として有効です。

尿石症

原因と症状

尿石症とは、尿石によって引き起こされる病気全般の事です。

尿石の存在は、血尿や膀胱炎、場合によっては尿道閉塞(尿道が結石により詰まってしまい尿を出したいのに出せない状態)を引き起こします。根本的な原因は「尿石をつくりやすい体質」がありますが、尿石形成を助長してしまう要因として、「食事内容や排尿じづらい環境」があげられます。

症状は頻尿、血尿、排尿痛、いつもはトイレを失敗しないが粗相をしてしまう、排尿姿勢のまま尿が出ていない。といったことが見られます。

多い犬種

ダルメシアン
ミニチュア・シュナウザー
ヨークシャー・テリア
シー・ズー
ラサアプソ
ブルドッグ
ダックスフンド
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル など

治療法

尿石の種類、大きさ、存在する場所により選択します。あまりにも大きな結石が膀胱や尿道、尿管に存在する場合は外科的に結石を摘出します。一方で、小さな結石や命に影響しない結石の場合は、食事療法や内科療法により結石の排出を促す治療が行われます。

日常生活で気をつけることとして、「十分な水分補給」「ストレスの軽減」「食事に含まれるミネラルやタンパク質の量を適正に保つ」「適切な排尿回数の管理」があげられます。 肥満も結石のリスク要因となりますので体重管理も大切です。

それでも結石ができてしまう体質の場合は、結石の種類に応じた療法食を与えることで結石を予防できます。 お勧めの療法食やおやつに関しては獣医師までご相談ください。

その他の診療科目