妖怪ウォッチ「ジバニャン」の耳が欠けている理由とは?①

[2014年07月06日]

皆様。お久しぶりです。気がついたら7月に入っていました。

梅雨です。雨が降っています。梅雨本番というところでしょうか。

しばらくブログをお休みしていましたが、ぼちぼちと再開していきます。

再開1回目が大人にとっては???な感じなっていますが、小さなお子さんがいる方には非常に身近なことかもしれません。

昨今話題になっている「妖怪ウォッチ」と言うテレビアニメの「ジバニャン」というキャラクターについて。

「耳が欠けているんです。左耳だけ。」

これを見て隠されたメッセージがあるという仮説を立てました。そのメッセージとは・・・

「ジバニャンのデザインには動物愛護のメッセージこめられているのではないか?」と言うものです。

この仮説について獣医師の立場から述べていきたいと思います。

まずは「ジバニャン」の画像とプロフィールをご覧下さい。(画像・プロフィールは公式HPより)

ジバニャン

ジバニャン

<プロフィール>

「名前」

・生前 アカマル。 生後 ジバニャン。 猫の姿の妖怪。プリチー族に属する。

「死因・妖怪転生へのきっかけ」

・交通事故により死亡。その際、飼い主の「エミちゃん」にダサいと言われ死にきれず地縛霊となる。

「死息地」

・さくらニュータウン

「家族構成」

・両親がいる(アニメ版のみ)

「その他」

・一人称は「オレっち」→生前の性別は雄のようである。

・腹巻きの様な物は「呪いふだ」というのろいのお札が連なった物。

・自宅を所有していたが、他の地縛霊の猫にテリトリーを奪われ同時に自宅も失ったため主人公の家に居候中。

・「ニャーKB48」というアイドルの熱烈なファンである。

以上が簡単なプロフィールです。

画像を見た方は気づかれたと思います。赤い矢印が目につきますね。矢印の先は耳に切れ目が入っています。

この切れ目が仮説のポイントとなります。

ノラネコちゃんの耳が切られているのを見かけたことがある人は多いと思います。

あの耳は喧嘩で切れてしまったのではありません。(喧嘩の場合も多少はあると思いますが。)

保護され、避妊・去勢手術を受けたネコちゃん達が手術中に「避妊去勢手術済の目印」としてカットされます。

つまり、再び保護され手術を受ける事にならないように施される目印です。

(動物愛護的に耳の一部を切断するのはどうかと言う意見もありますが、多くの獣医師が取り入れている処置の一つです。)

ということは・・・ジバニャンは

① 生前はノラネコだった。

② 保護され去勢手術を施された。

③ 何らかの手段(保健所や動物愛護センター等)を経てエミちゃん宅に引き取られた。

という背景が読み取れます。

耳カット=去勢避妊手術済マークと言うことをご存じの方は、この背景を容易に予想できたと思います。

しかし、これでは冒頭の「ジバニャンのデザインには動物愛護のメッセージこめられているのではないか?」と言うことには繋がりません。

「猫」 「耳カット」 「去勢済」 「???」  実は重要なキーワードがあります。

明らかになっていないキーワードとジバニャンの関係。そして導かれるある事実とは?そして仮説がどのように立証されるのか?

お決まりの「長くなりましたので次回に続く」です。

次回はこちら「妖怪ウォッチ「ジバニャン」の耳が欠けている理由とは?②

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

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