耳の後ろがパックリ原因はミミダニでした。①

[2013年08月24日]

夏も終わろうとしていますが、まだまだ残暑が続きそうですね。

お盆前に耳の後ろに怪我をしているネコちゃんの診察を承りました。

外に出かけるネコちゃんのようで、飼い主様のお話では他のネコちゃんと喧嘩をして傷が出来たのではないか?と言うことでした。

ぱっと見、右耳の後ろ側の皮膚が欠損した状態でした。

さらに詳細な状態を確認しようとしたのですが、ネコちゃんが戦闘モードに突入してしまったようで手のつけようがありません。

飼い主様に了承を頂き、鎮静処置を施し(大人しくなるお薬を使います。)詳細の把握と治療計画を立てることとなりました。

傷はえぐられているように広範囲に皮膚と皮下組織が欠損。筋肉が露出しています。

感染を起こしているようでどろっとした液体が付着しと臭いもありました。

傷周囲の毛を刈り汚れを除去した後、壊死した組織を取り除き傷自体の汚れも流しました。

欠損した皮膚と皮下組織は時間はかかりますが、肉芽が盛り上がり上皮化すると考えられます。

基本的には褥瘡の処置と同じで、傷を乾燥させずにウエットな状態をキープする事により、傷からにじみ出る修復成分を生かす。これが当院での創傷治療の方針です。

次回に続く。画像は手当してから三日目です。これでもかなり良くなっています。刺激的ですので拡大はお勧めしません。

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

耳の後ろの傷

耳の後ろの傷






著者 渡邉将道