世界獣医皮膚科会議①犬のアトピー性皮膚炎 新薬 APOQUEL (oclacitinib)

[2013年05月17日]

5月12日のブログ「謎の小包」で約束しました、第七回世界獣医皮膚科会議での新しい知見をご紹介します。

と言っても一年近く経っていますので、新しくないかもしれません。

学会の模様

学会の模様

世界各国から本当に様々な発表がありました。

臨床的な立場で心に残った物は、「犬のアトピー性皮膚炎に用いられる薬( Oclacitinib)」についての報告でした。

この薬は痒みの発生に関与しているIL-31という物を抑制してくれる新しいタイプのお薬との事でした。

が・・・!実は昨日アメリカのZoetis社が、生後12か月以上の犬のアレルギー性皮膚炎関連掻痒やアトピー性皮膚炎のAPOQUEL (oclacitinib) 錠治療がアメリカFDA(米国食品医薬品局)に承認されたと発表しました。

(注)Zoetis社とはPfizer社の動物薬部門です。

去年の段階でかなり研究や認可に対する動きが進んでいたようです。

流石ですね。学会発表からの一年後の承認。シナリオ通りと言ったところでしょう。

薬の効果の程が楽しみです。日本ではいつからこの薬が使えるようになるのでしょうか。

この新薬「APOQUEL (oclacitinib) 錠」についてはいろいろな事が分かり次第またお伝えします。

次回も学会関連のお話です。

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

参考HP Zoetis (英語です)

http://www.zoetis.com/news-media/press-releases/fda-approves-apoquel%C2%AE-oclacitinib-tablet-control-itch-and-inflammation

投稿 渡邉将道