誰でもできる!犬猫用爪切りの切れ味を復活させる刃の研ぎ方

[2015年06月06日]

当院に限らず、動物病院やトリミングサロン、個人の方まで画像にあるようなギロチンタイプの爪切りを使用されている方は多いと思います。

刃物を二枚合わせたような構造で扱いやすくいので爪切りを短時間で終えることが出来ます。

ギロチン型爪切り

ギロチン型爪切り







商売道具故に、使う頻度がとても高いため刃が摩耗し切れ味が悪くなっていきます。

当院でもいくつもの爪切りがお役御免となりました。そしてパーツ取り用として残っています。

爪切り自体は非常にしっかりした製品ですが、替え刃の販売が無いんです!!!

では、犬猫用の爪切りの刃を研いで復活させましょう!!!以外と簡単です。

<免責事項>

※  この方法が正しい方法とは限りません。素人が考えついただけの方法です。

※ さらに切れ味が悪くなる可能性もありますので、実践される場合は自己責任にてお願い致します。

※  ギロチンタイプの爪切りのみ適応になります。

※  一時しのぎと思われた方が良いかもしれません。


爪切りの研ぎ方(ギロチンタイプ)

<用意する物>

・分解した爪切りの刃

☆爪切りのグリップをゆっくり握りながら画像の赤丸の突起を上すと上の刃が簡単に外れます。

下の刃はねじにて固定されていますので、外してください。

(赤丸の突起が無いタイプも基本は同じ構造なので分解可能だと思います。)

ギロチン型爪切り分解方法

ギロチン型爪切り分解方法








・砥石

Best   平らな砥石(持っていないので種類は分かりません。)

Better   耐水ペーパー (1500~2000番以上がお勧め。これ以上粗いと砥げないと思います。)

<研ぎ方>

僕は耐水ペーパーを固く平らな場所に置いて使用しました。

画像は診察台のゴムマットの上ですがこれは撮影用です。

実際はゴムマットを外して完全に平らな場所に耐水ペーパーを置きました。

切る面を下にし、刃全体に軽く圧力を一定にかけながら上下に刃を動かします。

押すときだけ少し力を入れ、引くときは引く力だけで構いません。

指の置き方も参考にしてください。

刃の研ぎ方(上下運動のみ)

刃の研ぎ方(上下運動のみ)







回数は10~20往復位で十分です。刃を指の腹でさすってみるとひっかかりで研ぎ具合が分かります。

少ない回数でも効果を実感できると思います。

不十分であれば再び研ぎましょう。ただし研ぎ過ぎには注意してください。

これを上下刃共に行ない研ぎ終了です。


☆よく見ると刃こぼれがあると思います。そこは気にせず、爪が切れれば良いと割り切りましょう。

刃こぼれをフォローする研ぎは非常に時間と難易度が高くなると予想されます。

分解と組み付けの方がよほど時間がかかります。研いでいる時間なんてほんの数分です。

<組み付け時のポイント>

①    ねじをあまり強く締めすぎず上下の刃の隙間が無い程度で良いです。

②    握ったり、離したりしながら微調節すると「すーっと」動くポイントがあります。

③    おわったら可動部分にCRCC等の油を注すとさらにスムースに動きます。

<研ぎ終えて>

新品には劣ると思いますが、研いだ後の切れ味の変化には誰もが驚くでしょう。

それだけ切れなかった爪切りでがんばっていたということです。

爪切りが円滑に進むようになればワンちゃんやネコちゃんの為にもなります。

一度トライしてみてはいかがでしょうか?

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

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