犬猫がとりもちにかかったら、除去にはディソルビットがお勧め

[2015年01月23日]

先日のとりもちを除去するためのブログの続きです。

前回のブログはこちら「猫がとりもち(ネズミとり)でベトベトに。とりもちの取り方

まずは結論から。

動物の体に付着したとりもちの除去に効果的な物は・・・「De-Solv-it (ディゾルビット)」という汚れ落としです。

とりもちはこれで除去!

とりもちはこれで除去!

ディソルビットについて。より詳しく知りたい方は下記のリンクを参考にして下さい。広く認められている汚れ落としです。

<用途>

粘着テープ、接着剤、ガムテープ類、チューインガム、防錆剤、シリコンコーキング、ウレタンフォーム、グリース、タール、ウエットペンキ、松ヤニ等の樹液、すす、血液(鮮血)、オイル、脂、換気扇、レンジ廻り等のひどい脂汚れ。

<構成成分>

オレンジオイル、高精製ミネラルオイル、ラノリン(羊の皮脂腺から分泌される油を精製した物)、アロエベラ、非イオン界面活性剤 以上の五種類。

<特徴>

”超頑固な油汚れに”というキャッチフレーズが付いている通り、油汚れを得意とします。

天然成分から構成されているため手や環境にやさしい汚れ落としです。

洗剤では無いのでほとんど泡立ちません。

ホームセンターで販売しています。

次にとりもちについて。

<とりもちの構成成分>

液状ポリマー (長鎖状炭化水素)、粘着附与剤 (石油系炭化水素樹脂)、酸化防止剤 (フェノール系酸化防止剤) です。

この中で油で構成されているのは、粘着附与剤です。

とりもち自体にネズミを殺す毒は含まれていません。逃れなくするだけです。

この粘着附与剤を溶かすことで粘着力を無効化し取り持ちを除去することになります。

何故効果があるのかが理解できると安心して使用できます。

<トリモチの除去のポイント>

☆ まず動物の体調を確認して下さい。処置を行うことができる状態かどうかを判断します。ぐったりして元気が無いようであれば動物病院に行きましょう。

☆ 二人以上で行いましょう。より短時間で処置が完了します。一人が動物を持つ係で、一人が洗う係です。

☆ 場所はお風呂で行うと良いです。(それくらい濡らします。また、最後にシャンプーをします。)

☆ とりもち自体を溶かすことによって除去していく事を念頭に置いて下さい。とりもちの量や付着具合、場所によってはディゾルビットをスプレー後、数分もんだりして馴染ませるとより除去が容易になります。

☆ 毛ととりもちの付着部に惜しみなくスプレーすることが短時間除去への近道です。

★ ただし、あまりに大量に付着している場合は、付着したとりもちごと毛を刈ることで処置にかかる時間を短縮させることも大切です。(とりもちから逃れようとして体力を消耗している事がある。)

☆ クシなどで強引に引っ張るというよりは、柔らかくなり溶けてきたとりもちをはがすイメージです。

☆ 力が必要になったらその部分に再スプレーし揉み込み柔らかくなったら除去していきます。

☆ 使用後は水拭きが推奨されているので除去後のシャンプーは必須です。

このブログを読んでいる方のお力になれば幸いです。

当院のブログはリンク・シェアフリーです。(内容の改変はご遠慮願います。)

夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。

<参考HP>

株式会社ドーイチ http://www.doichi.com/newcontents/dsisrs.html

株式会社スミス   http://www.sumisu.co.jp/customer/faq.htm