去勢手術のお手伝いを飼い主様にお願いしました。
[2013年02月10日]
本日は犬の去勢手術予定でした。
しかし、実際にワンちゃんを預かってみると、非常に興奮・・・(汗
部屋に入ってくれません。暴れてしまいます・・・(焦
小さなワンちゃんでしたら問題ないのですが、38kgの「ボルゾイ」なんです。
画像はwikipediaより。
先日の猫ちゃんのお話じゃないですが、ロシアの話が続きますね。
「ボルゾイ」は賢い犬種です。この子もまた賢い!
だから察してしまうのです。「何かをされる気配」を。
そこで飼い主様に二つのお手伝いをお願いしました。
①麻酔導入直前まで本人と付き添って貰う。②覚醒後に暴れないように術後付き添って貰う。
そのおかげもあって実にスムースに手術全般が進みました。飼い主様抜きでは難しかったと考えます。
やはり僕たちの知識や技術では難しい事もあります。でも飼い主様の協力があると全てがうまくいくこともあります。
これは治療全般に関しても通ずる事だと考えます。
お手伝いありがとう御座いました。
☆サイトハウンド系の犬種は麻酔に弱いと言われていますが、昔よく使われていた麻酔薬を使用する場合に該当します。
☆現在主流とされている麻酔薬は作用機序が異なり他犬種と同様の安全性が確保されていますのでご安心ください。
夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。
